8時ぐらいにホテルに戻ってきて、速攻トイレへ。
僕も完全に下痢です…。
シャワーを浴びて、サクッと朝ごはんを食べた。
サールナート観光
朝食後は、サールナートの観光。サールナートは、ブッタ(お釈迦様)が初めて説法をした場所で、仏教徒の聖地らしい。
黄金の釈迦座像。悟りを得たブッタが、当時多くの宗教者が集まっていたバラナシを目指してやってきて、自分の心理を語った。インドは仏教徒が少ないからか、人は少なかった。宗教は難しい。
公園や博物館で観光して、ホテルに戻ってきてランチ。カレーは食べたくないので、中華にした。鳥のピリ辛、やきそば、チャーハン、野菜の肉団子はおいしかったが、食欲はないので、残しました。食欲がない…。
ヒンズー大学のヴィシュワナート寺院
観光はいらないんだけどなあ、と思いながら、次はヒンズー大学に行った。
大学の中には、新しく建てられたヴィシュワナート寺院(ゴールデン・テンプル)があって、入るときにオデコに赤いポッチをつけられた。ヴィシュワナート寺院はヒンズー教の3大神の一柱のシヴァ神をまつった寺院です。
シヴァ神は破壊の神。世界が終わりに近づいたとき、もう一度世界を作り直すために、すべてを破壊してしまう。ただ、シヴァの寺院ではシヴァ神が祭られているわけではなく、シヴァリンガというシンボルが安置されていて、そのシンボルが礼拝の対象になっている。
去年カンボジアに行ったときにもシヴァリンガがありました。
シヴァリンガとは?
気になったので調べてみた。シヴァリンガは、リンガ(Linga)とヨーニ(Yoni)の2つでなっている。ヨーニは女性器の象徴で、リンガは男性器の象徴。性交した状態なのだ。性交しているシヴァを女性器の内側から見ている形になっているらしい。
シヴァ神が女性と性交をして現われたのがこの世界。それが我々の住んでいる世界という意味らしい。意味がわかると、ジワジワきます(笑)。
学校の中だけど、次々とインド人がやってきて、シヴァ神の性器を祈ってました。
ちょっと笑けた。
おまけ
それにしても、インドの神のエピソードは面白い。たとえば、「夢をかなえるゾウ」で有名になったガネーシャはインドの神で、シヴァの息子だ。
ガネーシャが粗相をしたときにオヤジ(シヴァ)に首をはねられる。それを見て嫁がビックリしてシヴァに怒って、近くを通りかかったゾウの首をつけたというわけだ。インドの神はこういうエピソードがいっぱい。