ヒンズー大学の次は、バーラト・マーター寺院というところへ行った。近くまで車で行って、歩いて行った。
街を歩くと牛がいる。
バーラト・マーター寺院はヒンズーの寺院で、白大理石で作られたインド全体の立体地図があった。ここで、スリランカがインドの下にあることを知った。
この寺院はインドの立体模型があるだけで、ほとんど人もいない。立体模型に興味がなければ、わざわざ行かなくていいと思います。
下痢の薬を買って、ホテルに帰った。下痢の薬は絶やせない。
電車はイヤ!飛行機で帰りたい!
ホテルに着くと彼女の不満が爆発した。
「もう長距離電車に乗るのは絶対イヤ!帰りは飛行機で帰りたい!」
確かに長距離電車はしんどい。ガイドに飛行機の値段を聞いたら、「電車で大丈夫よ。」と一点張り。
面倒なのか?緊張感が通じていないのか?
何度も言い続けた。
そしたら、やっと会社に電話してくれて、飛行機とホテルの値段が分かった。
2人で5万円。2つ星ホテル
ボラれているのか?ベストを尽くしたのか?
「5万3000円って社長は言ったけど、がんばって5万にしたよ。」
本当なのか?ウソなのか?
それは分からない。5万払うと手持ちの現金はほとんどなくなる。日本に着いてからの電車代も必要だ。自分で安いところに予約したい!
530ドル。約5万。
めちゃくちゃ悩んだが、背に腹は変えられない。飛行機で帰ることにした。
電車はキャンセル!
そのあと、アーユルベーダ・マッサージを勧められた。
「バラナシのシロダーラ(頭にオイル垂らすやつ)は最高だから、是非やろうぜ!」
個人的にシロダーラには興味はある。しかし、飛行機で5万かかるから、もう何も買わない!
やる気を失ったガイド。非常にわかりやすい。
ツアー恒例のシルク買い物監禁
シルクの店に連れて行かれました。まずは、シルクを作っている現場の見学。その後、さまざまなシルクを紹介される。
確かによい品かもしれないけど、僕は絶対買わない。必要ない。
そんなこちらの気持ちなど知らずに、コーラをご馳走してくれて、売る気満タンのインド人たち。最高の笑顔です。次々と出てくるシルク商品。
最初にでてきたのは布団のシーツ。1、2万。興味を示さないと、テーブルクロスがでてきた。8000円ぐらい。どんどんサイズが小さくなっていく。それでもダメだと首に巻くヤツとかでてきて、最終的に1500円ぐらいになっていた。
終わらない説明を聞いていたが、時間がもったいないので、もう一度はっきり言った。
「商品がいいのは分かったけど、お金ないし必要ないから買わないよ。」
強い態度に諦めたようです。速攻帰ることになりました。制作工程を見せてもらって、飲み物が出てきて、たくさんのインド人に囲まれて、1人で判断をゆだねられると心優しい日本人は何か買うのかも。
日本人ツアー客はこの監禁攻撃に負けると思う。実際、欲しいものがあったらいい買い物ができるとは思う。