インド旅行6日目 インド人ガイドは日本人女性にモテるらしい。

部屋に帰ると、電話がなる。ガイドのチャオラさんからだった。心配してずっと電話してくれてたのかもしれん。電話で話して、いっしょにご飯を食べることにした。彼の部屋に行って、「夜のガンジスはすごくよかったよ!」と伝えて食堂に移動。

今日は食事の後に一緒に飲もうと約束してたが、よく考えると今日は木曜日なので彼はお酒が飲めない。彼は宗教上、木曜日と土曜日はお酒が禁止なのだ。だから食事だけ。

今日はツアーに夜ご飯がついていないのだが、すごく貧乏日本人と思われているので、「飯は奢ってやる。」と言ってくれる。でも、そんなわけにはいかない。大丈夫、飯ぐらい食べれます。結局、僕らはまたお粥を頼む。それだけでいい。おなかの調子も悪いのだ。

隣のテーブルで、家族が誕生パーティーをしてた。6人家族。大きなケーキには1本のろうそく。子供が1歳になったようだ。幸せそうだ。

Happy Birthday to You

歌ってたので、僕らも一緒にお祝いの歌を歌った。目が合うと嬉しそう。僕も嬉しい。

後ほど、その家族からケーキが届く。ケーキのおすそ分け。向こうを見るとウインクしてる。こういうのは嬉しい。おなかの調子が悪いけど半分ぐらい食べた。おいしかったです。

チャオラさんはカレーを食べて、僕らはケーキとチャイを飲みながら10時ぐらいまで食堂で話した。

インド人ツアーガイドは日本人女性にモテるらしい

話は彼のモテ自慢。ガイドはモテるらしい。

「日本人の女の人はインド人が好きでしょ?なんでか知らないよ。」

インド旅行に来る日本人女性はインド人が好きなのかもしれん。

僕がホームステイしている家には、僕らを含めて日本人が5人。僕以外は全員女性。20代後半が多い。インドに来たくなる年頃なのだろうか?

全員STWツアーだが、ガイドは別々で送迎も別。ガイドと結婚する日本人も多いらしい。インド旅行とは出会いの場なのかもしれん。

ガイドの初恋の話

彼のモテ自慢は終わらない。ふと感傷的になった彼は初恋の話を始めた。彼は19歳の大学生のときに、大好きだった人がいたのだが、カーストの違いでその恋は叶わなかったらしい。相手のほうがカーストが上で、彼女の親が反対してケンカしたらしい。その彼女は違う相手と結婚してしまい、彼は今でもその彼女のことをひきずってるっぽい。

日本では考えられないが、インドのカーストは強烈だ。生まれたときから、掃除しかしてはいけないとか、好きな人と一緒になってはいけない、という環境で生きてきた人たちに、枠からはみ出して気を利かせろ、というのは無理な気がした。

ホテルの部屋に戻る

インドのホテルに取り残されたコンタクトレンズ

部屋は掃除されているのに、使い捨てコンタクトのケースだけそのままになっていた。どうやら、ゴミと認識されなかったようだ。

それにしても、このインドのツアー旅行にはフリータイムはない。ガイドとべったりだと旅行な感じがしない。

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