カンボジアから帰ってきた。旅行の前に読んだ本が1冊あります。カンボジアに学校を作ろうとする大学生の実話を基にした物語です。それが、「僕たちは世界を変えることができない」です。
僕たちは世界を変えることができない
大学生がカンボジアに小学校を建てる話ですが、葉田甲太という方が書いたノンフィクション書籍です。2008年に自費出版で発売。 勢いが素敵です。学生向けで、立ち読みで読めるボリュームなので、興味ある方は読んで欲しい。
カンボジアで学校を建てる活動を展開しているNGO団体へ建設費用を送ると、世界銀行から同額の補助金を得ることができるんです。その際に必要な金額が156万円。156人から1万円集めたら無理な話ではない。
その団体が、「ジャパン・リリーフ・フォー・カンボジア Japan Relief for Cambodia」(本部・東京)。
150万円で小学校が建つ!
ある大学生が
思いっきり背伸びして大学デビューし
カンボジアで警察に追いかけられ
小学校の子供たちに元気をもらい
エイズ病棟で泣き
義足の少女と笑い
ゴミ山でヘドロにはまる。
人並みに遊び、人並みに勉強する、フツーの大学生たちがカンボジアに小学校を建てるまでのちょっとHな奮闘記
ボクはボランティアに興味がないから、カンボジアに行かなかったら読まなかっただろう。
映画 僕たちは世界を変えることができない
2011年には映画化されている。映画もよかった。向井理の映画初主演作。共演は、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝、阿部寛
カンボジアに関わるCSR活動
調べてみたらKDDIも学校を作っていた。KDDIは「キボウのカケラ」というCSR活動をやっている。その中でカンボジアに学校を作っていた。知らなかった。テレビでカンボジアに学校を作る番組があったそうです。そして、それ以後、学校建設がブームのようだ。