ヒイさんが15年前に100万で買った土地が気づけば20倍ぐらいになっていた。だから、要らない土地を安く譲って、残った土地に300万で託児所を作った。それが、今回訪れたプノンペン託児所。
託児所であり、孤児院であり、学校である。
プノンペンの学校 KHMER JAPAN MOTHER HEAR ASSOCIATION
カンボジアにあるプノンペン託児所、正式名称はKHMER JAPAN MOTHER HEAR ASSOCIATION。
運営はボランティア、運営資金は以下
- ヒイさん
- JIRAC
- グローバルファミリーの会
JIRAC(NGO日本国際救援行動委員会)
政府機関のボランティア団体のJIRAC。日本のこの団体の助成金が主な活動資金。彼らが金銭的な援助をしてくれている。(現在は「JHP・学校をつくる会」)
学校の壁にはJIRAC HOUSEと書かれていて、支援者の名前が書かれていた。
- 佐々 淳行 ATSUYUKI SASA
- 福井 正三 SHOZOO FUKUI
- 大神 まつよ MATUYO OOGAMI
でも、JIRACの経済援助は2010年に終わる。あと1年
グローバルファミリーの会(国際ボランティア団体)
このプノンペンの託児所(JIRAC HOUSE)の支援をしているのはJIRACだけじゃない。「グローバルファミリーの会」という団体も支援している。里親を探したり、フェアトレードの商品を作ったり、運営面でも支援している。
経済的支援がJIRAC、運営的支援がグローバルファミリーの会なのかな?僕はグローバルファミリーの会を通じて託児所を訪問した。
プノンペンの託児所には、ヒイさんだけでなく、たくさんの人たちがボランティアで子供たちの面倒をみている。先生もいるので学校のようになっている。
子供達に勉強を教える先生は3人いる。先生の給与は3人で年間30万。このお金だけはなんとかしないと施設を維持できない。空き部屋は学生に安く貸している。その代わり、託児所の手伝いをしてもらっている。
学校ボランティアスタッフ
カンボジアのプノンペン学校で働いているボランティアスタッフを紹介します。
3年前にプノンペンに託児所(学校)を作ったヒイさん。めちゃめちゃパワフルな人でした。数年前まで日本に住んでいたそうです。
プノンペンの学校の前に住んでる近所の人。自分の家は暑いからいつも遊びに来ているそうです。ボランティアを手伝ってくれています。
ポさん。ヒイさんの家に住んで勉強してるシャイな学生さん。17歳で飛び級で大学生。ITとファイナンスの勉強中。賢そうでした。ボランティアでお手伝いをしています。
ボランティアで働く ラティ
学校の先生 SAMBO
ヒイさんの家に住んでいる学生さん。大工見習いで、合間に食堂を建設している。
ホームルームの先生 SONY
いろいろな言葉がしゃべれる大先生。そして、大先生の娘さん
学校の前に住んでいる人のお子さん。
最後に、ヒイさんの家のミッキー。ちょっと驚かしたら嫌われた。めちゃめちゃ吠えられた。
カンボジアの人はみんなが楽しそうに働いていた。それがすごく印象的でした。
カンボジア旅行記が書籍になりました。
この時の体験を電子書籍にまとめました。「ボクがボランティアを卒業した理由」です。
4 Comments
台湾旅行記の流れで軽い気持ちで開いたんですが、内容がガラッと変わっていてちょっとびっくりしました。人それぞれ感じること、考えることはあるんでしょうが、とても貴重な経験だったと思います。何をしようと、どこにいても「感謝」の気持ちは忘れないで過ごしていきたいなぁ。
mikiさん、コメントありがとうございます。確かに台湾旅行記とはちょっと違いますね(笑)。カンボジアはいろいろと考えさせられる旅行でした。
はじめまして。NGO職員をしているものです。孤児院の名前や場所を教えていただくことはできますか?今プノンペンに旅行中で、できれば孤児院を尋ねてみたいと探していてブログを拝見しました。よろしくお願いします。
ふみさん
中谷です。書き込みありがとうございます。返信が遅くて本当にごめんなさい。日本の「グローバルファミリーの会」という団体に問い合わせすれば現地の住所もわかると思います。このページからもリンクを張るようにしました。