バングラデシュのダッカにはスラム街がいっぱいある。HISスタディツアーでは訪問するスラムを直前まで決めないそうです。それは、治安状態が随時変わっていくから。
スラムに薬が流行ってたりすると中止することもあるらしい。
今回行くスラムは船で向かいます。
川はゴミだらけ。
スラムの名前はポラールと言ってたような気がするが、定かでない…。
船が着くと、やさしい笑顔がたくさん。
危険な感じはしない。
イメージと違いました。
このスラムには1万世帯がいるそうです。
1家族3人だったら、3万人。
すごい人数だ。
子供たちが集まってきたのでパシャリ。
かわいいな。
大人も集まってきた。
写真を撮ってくれというので、パシャリ。
ここには、目を背けたくなるような悲惨な光景や物乞いの人はいなかった。
観光地としてのスラム。
そんな気がした。
いや、それとも、彼らにはほんとうの幸せがあるのか。
んー、分からない。
スラムの中には市場もあって、大賑わい。
ビリヤードみたいなゲームで盛り上がってました。テレビがある家にはみんなが集まって一緒に見てました。
電気はきてるんですね。違法でしょうけど。
スラムの中の学校
このスラムには学校が1つあるので、お邪魔させていただきました。
入り口にあふれる子供たち。英語で話しかけてきます。
スラムでも英語を勉強してるんですね。
写真を撮って、デジカメの液晶を見せてあげると、大喜びです。
ポラロイドを持ってきたらすっごい喜ばれるんだろうな。
先生にいろいろ話を聞きました。
学校には先生が20人。
子供のような先生もいます。
1万世帯に対して20人の先生。
ぜんぜん足りない。
授業の説明をしてくれる先生。
外にも人が集まってきてます。
僕らの訪問を歓迎して、ダンスを踊ってくれました。
写真を撮ってくれと言って、どんどん集まってきます。
ドアを開けると、たくさんの家が。
寿命は58歳だそうです。
日が暮れる前に、船で戻ってきました。
帰ってきてからネットで調べたら、スラムにもランクがあるようです。水道(違法)もあり、電気(違法)もある今回のスラムはいいところのようです。
やっぱ、何もないところもあるんですね。
泥棒が多いスラムもあるし、ピストルで脅されたエピソードもあった。安全な場所を見て、分かった気になるのは違うけど、このスラム訪問でもいろいろ考えさせられた。
身の回りの幸せに気づきにくい日本人より、彼らのほうが幸せに見えるときがある。
幸せって何だろか。
笑顔は偉大だ。