マザーハウスツアー後、それぞれの動き

帰国後は、マザーハウスの山口絵理子さんにバングラデシュで作ったカバンをプレゼンする予定だったが、地震の影響で延期になっている。それでも、旅行メンバーでの交流は今でもあるし、続けていきたいと思っている。

活動的な人が多いので、それぞれが自分の出来ることをしっかりやってるのは尊敬に値する。

石川さん

地震後、会社の売り上げを上げるために、休みもなく必死に働いている彼だが、被災地にはしばしば訪れて、物品支給をしている。ほんとに男前なヤツです。

HISツアーの参加者体験談に彼のコメントが掲載されています。

このツアーの参加動機は?

バングラデシュという国にはリーズナブルなエプロンの生産拠点として興味を持っていました。バングラデシュ出身の方から『マザーハウス』というバッグメーカーで安いものではなくいいものを作っている素晴らしい会社があることを知りました。自分自身はバッグデザイナーの経験があるので気になり、その足でマザーハウス本店に行き、バッグを見て、店長と話し、代表の山口さんの本を2冊買い、自分の目で確かめたいとすぐに応募を決めました。

バングラデシュのイメージは?

確かに貧しい国なのかも知れません。でも、日本人に比べて1分1秒を一生懸命生きている人が多い国だと思います。楽しそうに何かに向かって進んでいく姿勢や気持ちはとても素晴らしい。笑顔の多い国です。

一番印象的だったことは?

私たちは震災直後に渡航しましたが、みんなが日本のことを心配してくれていることを知りました。日本の子供たちに向けてバングラの子供たちに『がんばれ!』というメッセージを書いていただくことをお願いし、それを帰国後現地に届けるということが出来ました。

ツアーを通して、何か変わったことはありますか?

ツアーを通していろいろな絆が生まれたことを実感できていること。 簡単に言えば出会いの大切さを今まで以上に実感出来たことです。 このツアーに参加してからは一つひとつの出会いに対し、今まで以上に深く感謝が出来るようになりました。もちろん参加者は今でも大切な仲間として食事をしたり、仕事の分野で相談したりというつながりを持っています。

ツアーに参加して、お仕事で役に立ったことはありますか?

もちろんございます。 私の仕事はエプロンの企画なので現地の生地の強み・弱み、生産に必要な副資材の調達状況、現地の電力事情。そして船積みから納期、ワーカーの確保など自分から求めれば生の情報は手に入ります。また、重要な現地の方々の考え方を知ることが出来ました。

今後の目標は?

バングラデシュは環境が劣悪な国です。キレイとは言えない国です。子供を抱いたお母さんが窓からゴミ袋を捨てる姿も見ました。これでは子供も同じことをします。平均寿命は50歳と聞きました。当然のような気もします。僭越ですが、バングラディシュの国民にもっと笑顔が増えるように少しでも多くの人に日本人の持つ素晴らしい道徳観をバングラデシュの子供たちにメッセージを送ることで伝えていきます。

途上国の可能性を見つける旅バングラデシュ6日間

四谷姉妹

メディアとのつながりがある彼女たちは、ラジオやテレビに出演して、バングラデシュで感じた現地の様子を伝えていた。資料を作って配布してました。

バングラデシュの子供たちからの手紙 掲載のお願い

すばらしい!

鈴木さん

音楽をやってる鈴木さんは、歌詞を書いて、歌ってくれた。

学生さんからもらったメッセージでスライドショーを作りたかったから、無理なお願いしたんです。でも、作ってもらってよかった。

ヒトが生きる街

鼻に残る街の匂い 覆い被さる人の波
彼等はただ毎日を必死で生きている
こんなに離れてるのに 近くに感じれるのには
僕等がきっと同じ人間だからでしょうか。
幸せのカタチなんてもんは、
そりゃもう歪なもんで。
ねぇ。どれが一番いいかなんて
それは誰にも決められない。
今急ぐ未来を
それが仮に無駄であろうとも
ただ掴みに行くしかない
だってそうでしょう、止まれないでしょう。

みんなと何かを作るのはすっごい楽しい!

中谷

僕もHISツアーの参加者体験談にコメントが掲載されました。

このツアーの参加動機は?

2009年にカンボジアで偶然ボランティアをして、社会起業家に興味を持ちました。それで、本を読みあさっているときに、山口絵理子さんの本、「裸でも生きる」に出会って、マザーハウスを知りました。フェアトレードではなく、ビジネスとして途上国支援するポリシーに共感して、サイトを見たらツアーがあったので、参加しようと思いました。でも、詳細を見たら、高いし、自由時間がないし、会社もかなり休まないといけないので、見送りました。1年ぐらいして、偶然カバンを作るようになって、マザーハウスのサイトを見たら、またツアーがやってました。ずっと気になっている自分がいたので、思い切って申し込みました。

一番印象的だったことは?

震災直後に行ったんですが、みんなが心から心配してくれてて、すごい親日でビックリしました。みんなの笑顔がほんとに素敵で、経済力と幸せが比例しているのか分からなくなりました。イベントでは、バッグ作りはめちゃくちゃ面白かったですし、グラミン銀行の見学も興味深かったです。

ツアーを通して、何か変わったことはありますか?

アジア旅行をすると、モチベーションが上がりますし、彼らの勢いに危機感を持ちます。今回もそうで、頑張らないとあかんなと思いました。また、マザーハウスのように、ミッションややりがいを重視した働き方や組織が増えてきてると感じました。

途上国の可能性を見つける旅バングラデシュ6日間

そして、いつものようにサイトを作る。ストーリーを残し続けます!

みんなが自分のできることを、いつもどおりやればいいんです。

今回のバングラデシュツアーも旅行記としてまとめています!

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