台湾から日本へ、旅行から現実への帰国

台湾旅行の最終日。桃園空港14時の飛行機で帰国だ。12時に空港に着くために、11時ぐらいにはここを出たい。バスは30分に1本ぐらい出ているようなので、10時に出たら余裕。

連日遅いからみんな爆睡。全然起きないので、また似顔絵を描いていた。描いても描いてもフィードバックは来るのだ。

ホテルの朝食は7時30から9時30まで。ダラダラしてると日本人同士が情報交換していた。私のツアーはいくらだ、とか。台中はどうだったとか。マンションを買おうと思ったが結構高い、とかね。僕らのツアーは安かったけど、5万円ぐらいのツアーの人もいた。同じホテルなのに何が違うんやろね。

台北のマンションは確かに高い。マンションはだいたい3000万以上。こっちの人に聞くと、シェアハウスしている人が多い。ロンドンもそうだった。物価の高いところはシェアが多い。

あと、台湾人の結婚式に昨日参加した人が言ってたけど、中国で「乾杯！」と言うと、だいたい一気飲みになるのだが、台湾ではそうではなかったそうだ。無理せず、自分のペースで飲めばOK。飲めない人は、乾杯だけして、コップを置いても全然よいらしい。

朝ごはんを食べて、ダラダラ話して部屋に戻っても、まだ寝てる。写真を撮って、起こして、10時ぐらいに出発。

タイミングよくバスが来て乗り込んだら、12時前に桃園空港に到着。小さい空港なのですることがない。アリエルを紹介してくれたミヤザワさんにカップラーメンをお土産に買ってチェックイン

空港で食べたお粥。めちゃくちゃ美味かった。屋台とはやっぱり違うね。

帰りの飛行機のChina Airlineではそれぞれの席の前にモニターがあった。行きの飛行機はなかったので、映画が見れなかったのだ。今回はモニターがあるので、横のTAKAが早速映画を見始めた。飛行機で映画を見るのが大好きのようだ。

しかし、不満そうな様子。映画を再生しても、ヘッドフォンからはキュルキュルとした音しか聞こえてこないようだ。僕のヘッドフォンと交換してみたら今度は音が出ない。ヘッドフォンの問題ではないようだ。

TAKAがスチュワーデスを呼ぶ。しかし、日本語が通じない。ジェスチャーで伝えると、「おお、ヘッドフォンを交換するぜ！」みたいなポーズをして、新しいのを持ってきた。

いや、そうじゃないんだろうなあ。と思いつつ、TAKAはヘッドフォンを交換。やっぱり聞こえない。またスチュワーデスを呼ぶ。面倒な態度。違う人が来て、「あなたの席を一度リセットするから、その後にもう一度トライしてくれ」と言われる。リセットしても直らなかったら、ファーストクラスに昇格なんてこともあるのでは、と僕は横で期待していた。そしたら、僕も友人です、と言って一緒に移動しよう。

しばらくすると、僕の席のモニターが再起動した。TAKAの席には変化なし。笑ってしまった。飽きれたTAKAが、またスチュワーデスを呼ぶ。が、お手上げの様子。それ以上はプッシュしなかったようで、移動もなし。China Airlineってこんな感じ？どうでもいいやり取りをしていたら、日本に戻ってきました。

今回の旅行は観光をほとんどしてない。ご飯にもそんなにお金を使っていない。

ただ、いろんな人と話しただけ。それがすごく楽しかった。中国語はまったく喋れないし、英語だって適当だ。台湾の人が親切だから成り立った。天気は悪く、寒かったが、台湾人は温かかった。

他力本願で楽しい旅行。だから、この旅を「台湾他力旅行記」と名づけた。台湾の方、本当にありがとうございました。

今日は日曜日、明日から仕事だ。

おわり

１年後、再び台湾に！

台湾他力旅行記2につづく！