ボランティアで絶対にしてはいけないことは、相手の立場になって考えること?

カンボジアから帰ってからというもの、ボランティアについてめちゃくちゃ調べた。なるほどと思ったのは、これ。

「相手の立場になって考える意識」が上から目線なのだ。

栗本さんのお話しの中で、私にとって、とても印象に残った言葉があった。「私はボランティアをする上で、絶対にしてはいけないことが2つあると思う。それは、1.相手の目線で物事を見ること、2.相手の立場になって考えること。」

えっ??聞き間違いかと思った。その2つはボランティアをする上で、一番大切なことなのではないかと思ったからだ。栗本さん自身も、ボランティアをしてきたこの20年間、これを一番大切なことだと考えてきた、と言う。それでは、なぜ全く逆のことを考えるようになったのだろう。私はわけがわからなかった。

「これら(1、2)をしようと試みたとき,自分はどの位置にいるのかを考えるとわかるよ。」と言われた。「相手の目線になって、と考えている時点で,自分が上で、相手が下と位置付けているのではないだろうか。」ということだった。確かにそうかもしれない、と思った。「ボランティアをする上で一番大切なのは、相手にあわせることではなく、ありのままの自分をもって、現地の人たちと仲間になろうとすることだと思うよ。」https://web.archive.org/web/20090606022908/https://www.myticket.jp/muaki-rep05.html

ボランティアしたい気持ちって同情から来てることが多いけど、それを相手が感じると、上から目線と受け取られるかもしれないですね。

たしかに。

だけど、同じ目線になることなんてできるのだろうか?

ボランティアって難しい。

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