台北の天気だが、亜熱帯・熱帯気候に属し一年中、温暖なイメージがある。そんな台湾だが、実は冬はしっかりと寒いので服装には注意が必要。
四季はあるが、大別すると長い夏(5月から9月)と短い冬(12月から2月)で構成されているとのこと。
以前、正月休暇で香港からトランジットで入境した際は、大陸に比べると随分と暖かいなぁと感じた。これは海流によるところが多く、冬場は比較的暖かい海風が入り込み、ほぼ同緯度であっても大陸に接している香港より暖かく感じるとのこと。
ただし台北は盆地であるが故、海風が周りの山々に遮断されがちになり、南部と比べると降水量も多く、気温も下がるとのこと。
では実際に、東京と比べてどの位の気温差があるのかというと…(下図を参照)
台北に暖房器具はない!
ボク達が台湾を訪れたのは12月初旬、季節的にはちょうど冬の始まりといったところだったが、想像していた以上に寒い! 滞在時の4日間、一度も太陽が顔を見せてくれなかったということもあったがが、降ったり止んだりの雨が気温以上にボクらを気落ちさせた。時期的にあまりよくないから旅行料金が安いのかもしれない。
しかも盲点だったのが就寝時。日中、アウターを着込んでも肌寒い状態なのだから、夜間も当然うすら寒い。しかもホテルにエアコンがないのです…(正確には暖房器具がない。)
今回宿泊した山水閣大飯店は、格安ホテルの部類に入るらしく、不十分な設備でも致し方ないと思っていたが、滞在中にお世話になったArialやAkaneに聞いてみたところ、彼女たちの家にも暖房器具らしいものは無いとのこと。台湾人が我慢強いのか、日本人が軟弱なのか…。
従って、冬季に台湾を訪れる際は、暖かい寝間着を持って行くことをオススメします。服装は注意が必要です。