プノンペンの託児所では、日本から持ってきたこのミシンでいろいろと作ろうとしてる。流行のフェアトレードだ。
フェアなトレード?
しかし、フェアトレードとフェアでないトレードの境界が僕にはわからない。
公正取引(こうせいとりひき、英: fair trade、仏: commerce équitable、西: comercio justo、フェアトレード、公平貿易)とは、発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動である。オルタナティブ・トレード(alternative trade)とも言う。
https://ja.wikipedia.org/wiki/公正取引
このときに、作っていたのは、網目のポシェット。日本から送られてきたサンプルを見本にしながら、カンボジアの人が作っている。
僕が預かっていたサンプルのポシェットも渡した。
ここで作ったモノは、日本のバザーとかで数百円で販売する。僅かな金額にしかならないが、その売り上げをカンボジアに持ってきたら援助金になる。
1万円あれば、子供が1人1年間学校に行けるそうだ。(2009年当時)
しかし、フェアトレードは本当に難しい。
目の肥えた日本の市場で継続的に売ることは簡単なことではない。
ボランティアのビジョンに共感して買ってくれたとしても、大抵1回限りだ。継続的に買ってもらうには、商品のクオリティが高くないとダメだ。
託児所には食堂を建設中。なかなか進んでいないようだ…。
フェアトレードってなんなんだろう?